2024年

読売新聞(2024年10月3日 朝刊)にBCRETの取組が掲載されました


2024年10月09日

読売新聞『医療ルネサンス』にBCRETのバイオ医薬品の開発や製造を担う人材を育成するための取組が掲載されました。

[医療ルネサンス]シリーズ薬 創薬の最前線<6>バイオ薬 人材育成急ぐ |

ミドクター(読売新聞)

(yomiuri.co.jp)<https://www.yomiuri.co.jp/yomidr/article/20241002-OYT8T50114

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《プレスリリース》キッズウェル・バイオ株式会社との業務委託契約の締結について


2024年06月11日

バイオベンチャーとの連携強化に向けた業務委託契約の締結に関するお知らせ

一般社団法人バイオロジクス研究・トレーニングセンター(本部:兵庫県神戸市、代表理事 豊島 聰、以下「BCRET」)と、キッズウェル・バイオ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長 紅林 伸也、以下「キッズウェル」)は、この度、抗体医薬を中心とするバイオ医薬をはじめ、細胞医薬・遺伝子治療等の新規創薬モダリティ(治療手段)も含むバイオロジクスの開発・製造に精通した人材(バイオ人材)の育成活動を通じて、新たな医薬品の創出とバイオロジクス産業の発展を支援することを目的として、業務委託契約(以下、「本契約」)を締結しましたのでお知らせいたします。

背景
現在、バイオロジクス産業においては、新たな基盤技術の開発や技術の組み合わせによる創薬モダリティの多様化が進み、高い治療可能性を秘めた新たな研究シーズの創出に向けた研究活動が活発化しています。一方で、これら新規創薬モダリティにおけるバイオロジクスは、その分子構造、開発・製造プロセス、製造のための設備等で、低分子医薬品とは異なる特徴を有しており、モダリティ特有の課題も多く存在するため、その開発には多くのバイオ人材を必要とします。しかし、日本国内の多くの製薬企業が、低分子医薬品の研究開発活動に経営資源を集中したため、国内におけるバイオ人材の育成・輩出が産官学ともに十分ではない状況です。
難治性疾患や希少疾患等の治療手段として世界的にバイオロジクス産業への期待が高まっている一方で、上記の通り国におけるバイオ人材が不足している状況下において、BCRETは、2017年の設立以降、バイオ人材を育成し、国内におけるバイオロジクスの開発・製造力の強化に貢献することを目指して、バイオロジクスの開発、製造及び分析に関連する実習研修等を行ってまいりました。
一方、キッズウェルは、2001年の設立以来、一貫してバイオ医薬品の研究開発に取り組み、パートナー製薬企業との協業の結果、2023年11月には第4製品目のバイオシミラーを日本市場に上市しました。当該バイオシミラー4製品を含むバイオ医薬品の研究開発を通じて、バイオ人材の育成と、バイオ医薬品の開発ノウハウの蓄積が進み、これらの経営資源を活用して、2019年からは細胞治療(再生医療)の研究開発活動を本格化しています。

概要
このような状況の下、両者で国内バイオロジクス産業が直面する問題を共有し、バイオロジクス分野の発展に向けた課題について意見交換を進めてきた結果、バイオ人材の育成強化と製薬企業やバイオベンチャー間の連携強化等を通じて、バイオロジクスにおける成功事例の創出に向けて協力することで意向が一致いたしました。今後、本契約に基づいて、BCRETは、バイオベンチャーにおける技術や人材育成ニーズに合った教育・技術研修等を開発・提供することでバイオ人材の底上げを図り、キッズウェルは、BCRETの教育・技術研修等を活用してさらなる当社のバイオ人材の育成とバイオロジクス分野での開発ノウハウ等の獲得に取り組みます。これらの活動に加えて、今後はBCRETが軸となり、国内の製薬企業及びバイオベンチャーの緩やかな連携を支援することで、日本のバイオロジクス産業に変化を与え、技術交流から生まれる新技術の研究開発や製造法開発の効率化を促し、バイオロジクス産業の振興に貢献してまいります。

■BCRETについて <https://www.bcret.jp/
BCRETは、日本で唯一のバイオロバイオロジクス分野の開発、製造及び分析に関連する実習研修を実施し、産・学・官で協力して、バイオロジクス分野の産業を推進する人材を育成することを目的として2017年8月に神戸を拠点として設立された一般社団法人です。また、2023年2月には、神戸拠点に加え、三井リンクラボ新木場1(東京都江東区)に新たな専用拠点を設置して、主にバイオロジクス分野における製造及び分析に関連する教育実施並びに先端的な調査・研究等の活動を行っております。

■キッズウェルについて
キッズウェル・バイオ株式会社は、「バイオで価値を創造する‐こども・家族・社会をつつむケアを目指して‐」を企業理念に掲げ、バイオシミラー4製品の上市により安定的な収益基盤として確立されたバイオシミラー事業を展開するとともに、臨床ステージに入り今後の飛躍的な成長基盤として期待される細胞治療事業(再生医療)を子会社の株式会社S-Quatreにて展開しています。病気に苦しむ患者さま、特に子供たちに、革新的な治療薬・治療法を提供し、明るく幸せに暮らすことができる社会の実現に貢献できるよう、日々研究開発活動に取り組んでおります。詳しくはウェブサイトをご覧ください。
キッズウェル・バイオ株式会社 https://www.kidswellbio.com/
株式会社S-Quatre https://www.kidswellbio.com/s-quatre/

◆本件に関するお問い合わせ先
一般社団法人バイオロジクス研究・トレーニングセンター(BCRET)事務局 
E-mail: contact-bio0804@bcret.jp

5周年史公開のお知らせ


2024年03月13日

このたび、BCRETでは5周年史を公開しましたので、ご案内申し上げます。
内容は、代表理事挨拶、寄稿文、設立の経緯、5年間の事業実績、東京拠点開設、会員企業及び今後の展望から構成されています。
是非ご覧いただきますようお願い申し上げます。

5周年史

お問い合わせ先
一般社団法人バイオロジクス研究・トレーニングセンター(BCRET)
事務局
TEL:078-302-0123
E-mail:contact-bio0804@bcret.jp

<プレスリリース>東京薬科大学との連携協定締結について


2024年03月08日

一般社団法人バイオロジクス研究・トレーニングセンター(代表理事:豊島 聰、本部:兵庫県神戸市、以下「BCRET」)は、東京薬科大学(学長:三巻祥浩、所在地:東京都八王子市)と、バイオ人材育成の一環として係る教育研究を広く展開し、その推進を図ることにより双方の発展に寄与し、我が国の製薬等産業の振興に貢献することを目的として、2024年3月8日に連携協定を締結しましたのでお知らせします。

背景
バイオロジクスの開発や製造に係る技術は、低分子医薬品とは異なる特徴を有しており、特有の課題も多く存在することから、代表的なバイオ医薬である抗体医薬に携わる人材ですら未だ十分な供給レベルにあるとは言い難い状況です。加えて、ウイルスベクターやmRNAワクチンなど、"新規モダリティにも対応できるバイオ人材"はさらに希少な存在となっています。これらの現状に鑑み、将来、産・学・官を問わずバイオロジクスに係る分野で活躍できる人材の育成が喫緊の課題となっており、その一環として大学における実践的なバイオ人材の養成が強く求められています。

概要
これらの課題解決に向けてBCRETと東京薬科大学は連携してバイオ人材育成に取り組みます。BCRETは2017年に製薬協バイオ医薬品委員会の提言を契機に、製薬協、AMED、PMDA、神戸大学などの協力の下、設立されました。2023年には東京新木場に専用施設が開設され、主に製薬企業、CDMOや規制当局の社会人向けに、バイオ医薬品、ウイルスベクター、mRNA医薬/ワクチンなど、バイオロジクスの開発・製造に係るリカレント教育を中心に人材育成を行ってきました。最近では、バイオ人材に係るニーズの高まりに応え、人材供給の裾野を広げるために学生向けの活動を開始したところです。そこで、今般、双方の発展に寄与し、我が国の製薬等産業の振興に貢献するため、両機関で連携協力を進めることとしました。東京薬科大学では、これまでBCRETが培ってきた製薬企業で実践されるCMC開発プログラムを学生向けの教育に活用し、バイオ人材の輩出を促進します(就職戦略)。また、研究面では、BCRETにおける研修制度を活用しながら新規モダリティの創生・開発あるいは分析・評価等、幅広い領域で研究を展開し、バイオロジクス分野の開発、製造及び分析に関連する研究の充実を図ります(大学院戦略)。このことにより、バイオロジクス分野の産業を推進する人材を育成し、国内におけるバイオロジクス開発・製造力の強化に貢献することを目指します。
なお、BCRETと薬学部の連携協定は、東京薬科大学が我が国で初めてとなります。

■BCRETについて<https://www.bcret.jp/
日本で唯一のバイオロバイオロジクス分野の開発、製造及び分析に関連する実習研修を実施し、産・学・官で協力して、バイオロジクス分野の産業を推進する人材を育成することを目的として2017年8月に神戸を拠点として設立された一般社団法人です。より多くの方々に実習研修の機会を提供できるように、2023年2月に神戸に加えて東京に新拠点を設置しました。この間、バイオ人材育成のニーズの高まりの中、これまでに製薬、機器や機材、原材料ベンダーなど200社以上の企業の社員やバイオ医薬品の審査、GMP適合性調査に関わる審査担当者など、座学講習は1400名以上、実習講習は450名以上の方が受講されました。BCRETの研修は、実際の細胞を用いた培養や培養上清を用いた精製、分析などの実践的な実習研修が特徴で、主催事業だけではなく、外部機関との提携により、バイオ人材そのものを増やす取り組みを行っています。

■東京薬科大学について<https://www.toyaku.ac.jp/
創立143年の日本で最も長い歴史と伝統を誇る私立薬科大学です。最大規模の薬学部(定員420名)を擁し、1994年には日本初の生命科学部(定員220名)を開設しました。卒業生は明治の時代より42,000余名に達し、医療、創薬、生命科学等の分野で活躍しています。

お問い合わせ先
一般社団法人バイオロジクス研究・トレーニングセンター(BCRET)
事務局
TEL:078-302-0123
E-mail:contact-bio0804@bcret.jp

日本薬学会 第144年会 ランチョンセミナー開催のお知らせ


2024年02月14日

一般社団法人バイオロジクス研究・トレーニングセンター(神戸市中央区、代表理事:豊島 聰、以下「BCRET」)は、日本薬学会 第144年会 ランチョンセミナーを開催する運びとなりましたのでお知らせいたします。

<概要>
日時 2024年 3月 30日(土) 12:00~13:00
会場 パシフィコ横浜 会議センター 417会場(4F)(73席)
演題 バイオ医薬品の品質管理とバイオ人材の育成(LS19)
演者 石井 明子先生(国立衛研), 内田 和久先生(神戸大院イノベ研・BCRET)

<チラシ>
ランチョンセミナー.pdf

本会ランチョンセミナーは年会参加申込み(参加費の決済を含む)をお済ませになった方のみ予約申込が可能です。(予約参加申込期間:2024年2月20日 (火)10:00 ~3月8日 (金)正午)
セミナー当日にも定員の2割程度のセミナー整理券を発券いたしますが、学生参加者が優先されますので、早めにお申込みいただけますと幸いです。